我が家は、半年ほど前に生後2か月の保護猫ちゃんをお迎えしました。
私たち夫婦は何年も前から猫を飼いたいなと考えていましたが、環境が整わなかったり何処からお迎えしようか悩んだりなかなか決心がつきませんでした。
また、2人で動物を飼うことが初めてだったので、自分たちの生活がどう変わるか想像もつきませんでした。
そんな私たちが保護猫ちゃんをどのようにお迎えしたかお伝えしていこうと思います。
これから猫を飼うか悩まれてる方々の参考になれば幸いです。
どうしてペットショップではなく、保護猫を選んだのか
ペットショップはいくつか回ったけれど、、
はじめは車を飛ばして色々なペットショップを回りました。
実際にだっこさせてもらうと、可愛く甘えてくる姿にメロメロになり早く猫ちゃんをお迎えしたいという気持ちが高まりました!
はじめて夫婦2人で動物を飼うことになるので、生活スタイルや躾など沢山のことを店員さんに質問しました。
そして一通り話終えると、金額の話が始まります。そこでなぜか気持ちが沈んでしまうのです。。。
生体保障だったり、ペットフードのオプションだったり次々と説明されました。
「あ、この子可愛いけど高いな」「生体保障なんてあるんだ」と考えてる自分に嫌気が差していました。
保護猫を引き取るという選択肢を知った。
ペットショップで買うにしてもどこがいいのかと考えていた矢先、ブリーダーさんから保護猫を譲り受けることができると知りました。
ただ人気な猫種かや子猫かどうかで値段が大きく変わっていたりして、「結局ペットショップと何が違うんだろう」と疑問を持っていたところ、自治体が動物の譲渡事業をしていることも知りました。
「自治体に保護された=気性が激しい性格」と勝手にイメージを持っていて、少し敬遠していました。
しかし、私が住む自治体の動物管理センターはホームページで飼い主を募集している猫ちゃんの写真を見ることができ、「この子可愛い!」と一目惚れしたのです!
そこで一回会うだけ会ってみようと勇気を振り絞って面談の申込を行いました!
いざ、自治体の動物管理センターへ!
まずは、動物管理センターへ電話し、面談の日程を決める。
自治体によって違うと思いますが、基本平日に面談予約を取ります。
電話で日程を調整したのですが、この時簡単なヒアリングを受けました。
- 飼い主さんの家族構成は?
→ご高齢であったり、単身者の場合は、飼い主本人が体調変化等で動物が飼えなくなる事態が予想されます。65歳未満の親族など譲渡希望者に代わる方が動物の管理を行うという同意が必要になります。(実際に誓約書に、その方の署名を書く欄もあります。) - 飼い主さんの飼育環境は?
→賃貸であればペット可の物件か、ペット可でも大きさや種類に制限をクリアしているか聞かれます。面談に行く際に、実際の賃貸契約書を持参してほしいと言われました。
実際に面談へ向かう。
受付へ申し出た後、まずは小さなブースで説明と聞き取りが行われました。
聞き取りと言っても主に電話でお話したことの再確認でした。10分程お話をした後、早速顔合わせさせてもらいました。
動物たちはケージなどで管理されているのではなく、3畳ほどの小部屋に3~4頭入っていて、キャットタワーなども設置されていたので、元気よく走りまわっていました。
私が面談に行った時には、3部屋ほどに分かれていました。兄弟たちや年齢の近い子たちが一緒にされていました。
職員さんが1匹ずつ猫ちゃんの性格や体調について丁寧に説明してくれ、飼育する上での注意点を教えてくれました。
体験飼育スタート!
飼うなら子猫から育てたかったので、生後2か月の3兄弟で悩みました。
3匹で元気よくおいかけっこしていて、一番やんちゃで少しドジな子を体験飼育させてもらいたいと希望をお伝えしました。
ちなみに、面談当日に希望の動物がいなければ、希望の動物が入ってきた際にセンターから連絡をいただけるようです。(ここらへんは自治体によって大きく違うと思いますので、お住まいの地域の動物管理センターへ直接ご確認ください。)
猫ちゃんは職員さんが直接自宅まで運んでくれます。実際に飼育環境に問題がないかの確認も兼ねているそうです。
また、うちの子は引き渡しの予定日前々日に、体調が良くなさそうなので引き渡し日を延期してもらいたいと連絡がありました。
3匹同室だったので、どの猫ちゃんかは分からないけども吐しゃ物が発見されたようでした。餌を食べる量も少なかったため、念のため点滴をして体調が回復するのを見守ってくださるとのことでした。
連絡があった時心配はありましたが、ここまで体調管理をきちんとされていたことに安心感も覚えました。
そして、体調が回復した連絡をいただき、いよいよ我が家へお迎えする日が来ました。
職員さんがセンターで使われていた猫砂と1週間分の餌も持ってきてくれました。希望すればケージも貸し出してくれるようでした。
初めて我が家にきた時の様子です。
うちの子の場合は隠れたりもせず、ご飯もトイレも初日から全く問題ありませんでした。1週間経ってメールフォームから正式にお迎えしたい旨の連絡を入れ、猫ちゃんを引き取ることとなりました。
飼い始めたらまずは動物病院へ
お迎えした猫ちゃんは、3種混合ワクチンの2回目を打つ必要があったので、3週間を目途に動物病院へ行ってワクチン接種をするようにと申し送りがありました。
今後何かあった時には、動物病院は必ずお世話になるので、環境が変わったこともあり体調確認のためできれば早めに一度受診させておいたほうが良いと思います。
私たちの場合は、家から歩いて行ける最寄りの動物病院へ行くことにしました。
勿論他も口コミなども調べましたが、何かあった時すぐ相談できる方がいいので、ご自宅近くの動物病院をおすすめします。
まとめ
我が家にお迎えした猫ちゃんは、雑種の白キジの雄で、名前は「レオナルド」と名付けました!
レオナルドは生後2か月でお迎えし、ちょうど先日去勢手術を終えました。
去勢手術を終えると、近況の報告も兼ね報告書をセンターへ提出する必要があります。
センターとのやり取りはこれが最後となります。
いかがだったでしょうか?私は思ったより対応が丁寧で、そこまで複雑な審査もないんだなと思いました。勿論自治体の動物管理センターによって、対応は様々かと思います。
「こんな感じで保護猫を引き取るんだ」とイメージの参考にしてくだされば良いかなと思います。
最近のレオナルドの様子です。もう、可愛くて堪りません。笑
我が家に来てくれて本当にありがとう。これからもよろしくね!
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