こちらの記事では基本情報技術者試験を受験するにあたっての申し込み方法から合格発表までの流れについてお伝えします。
今後受験予定の方や、検討される方は是非ご参考にしてください!
※こちらの記事は2023年7月時点での記事となっています。
最新情報はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)公式サイトを参照してください。
こんな人におすすめ
- 基本情報技術者試験の受験を検討している
- 試験の申し込み方法を確認したい
- 受験日当日、合格発表までの流れを確認したい
基本情報技術者試験の概要
基本情報技術者試験は、「国家試験」である情報処理技術者試験の区分の一つであり、基本的なITスキルを認定する試験です。
共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)レベル2に相当します。
ITスキルに関する基本的な内容が出題され、ITエンジニアとして必要となる内容が網羅とされています。
取得を推奨されている企業も多くあり、かつ学生の方にも就職に有利な資格として人気の資格となっています。
試験日程 | 通年(CBT方式) |
試験時間 | 科目A:90分 科目B:100分 |
出題形式 | 科目A:多肢選択式(四肢択一) 科目B:多肢選択式 |
出題数 | 科目A:60問 科目B:20問 |
合格点 | 科目A・科目Bの評価点がすべて基準点を満たすこと。 科目A:600点(1000点満点) 科目B:600点(1000点満点) |
試験料 | 7,500円(税込) |
合格率について
令和5年度4月:応募者数/受験者数/合格者数 = 11,294人/10,513人/5,928人
受験率=(受験者数/応募者数)% = 93.1%
合格率=(合格者数/受験者数)% = 56.4%
令和5年度5月:応募者数/受験者数/合格者数 = 10,933人/9,724人/5,332人
受験率=(受験者数/応募者数)% = 88.9%
合格率=(合格者数/受験者数)% = 54.7%
新試験方式への変更後の合格率は約「55%」となっています。
基本情報技術者試験申し込み
基本情報技術者試験の申し込みの手順について説明します。
以下のサイトから申し込み手続きを実施します。
CBTS受験者専用サイトから申し込み手続きを行います。
具体的には以下の手順になります。
マイページアカウントの作成
お手持ちのメールアドレスを使用してアカウントを作成します。
マイページアカウントを使用してログイン
登録したメールアドレス宛にメールが届くので、そちらの情報を使用してログインします。
試験場所、試験日・時間、支払方法を決定
- ログイン後に、「基本情報技術者試験(FE)」CBT試験申し込みを選択します。
- ページ下部の申し込み「お申込み」をクリックします。
- 「試験区分」、「試験日時」、「テストセンター」を選択します。
住所を入力し、登録情報を確認します。 - 支払方法を選択します。
※クレジットカード・コンビニエンスストア払い・Pay-easy払いから選択できます。
コンビニエンスストア/Pay-easyの場合、支払期限を過ぎると申込みが無効になりますので、ご注意ください。 - 内容を確認して申し込み完了です。
試験日までの準備
無事合格できるように試験勉強を実施します!
わたしが3週間の勉強で合格した時の勉強方法についてまとめましたので、以下も是非ご覧ください。
試験当日の流れ
試験当日の流れについて説明します。
当日、本人確認書類が必要になりますので、忘れないようにしましょう。
※本人確認書類については、下記ページに詳しく説明があります。
https://cbt-s.com/examinee/ipa_cbt-faq/detail/4315.html
試験当日は、試験開始30分前から開場になります。 遅くても試験開始15分前には着くようにしましょう。
会場に着いたら、本人確認書類の確認をされ、試験における注意事項の説明を聞き、試験場所へ入室します。
試験場所への持ち込み物についても制限していますので、ポケットの中身など確認しましょう。
試験時間は科目A:90分、途中休憩:10分、科目B:100分になります。
回答完了後に、評価点が表示されます。
試験終了後
試験終了後2~3時間後にマイアカウントに試験結果が表示されます。
合格発表は各月毎に実施されます。詳細なスケジュールはIPAの以下のサイトを参照してください。
https://www.ipa.go.jp/shiken/mousikomi/cbt_sg_fe.html#cbt04
合格発表後に「受験申込内容変更期限(試験日の3日前)」までに登録されている住所に簡易書留合格証書が郵送されます。
最後に
基本情報技術者試験が、「CBT」方式に変更になり通年で受験が可能となったことで、受験がしやすくなったと思います。
個人のスキルアップ、会社からの推奨の資格になっている、就職活動を見越しての取得など様々な理由で受験をされる方がいるかと思います。
試験内容としても広い範囲から網羅的に出題されるため、スキルとしても身につくため非常におすすめの資格です。
今後のスキル習得のためにもさらなる上位資格、または別分野の資格取得を挑戦します!
コメント